台日・日台文化講座

【誠品生活日本橋】「時をかける台湾Y字路」出版記念トーク

By 2019-09-11 No Comments

右に行こうか、左に行こか?──まるで人生の岐路を象徴するようなY字路。選択のすえに台湾へ渡った著者が、台湾のY字路に地層のように息づく忘れられた記憶や物語を紹介する。

台湾のあちらこちらで出会うY字路の魅力にとりつかれ、Y字路形成の理由や歴史を調べはじめた。

すると、原住民族が暮らしていたころから清代、日本時代、戒厳令時代、そして現代に至るまで、
Y字路にはそれぞれの時代の出来事や人々の息吹が
地層のように積み重なっていることがわかってきた。
実際に現地を訪ね歩き、古地図と重ね合わせ、資料をくりながら、
忘れられた記憶と物語に耳を傾ける。
著者が訪れた百数十カ所のY字路の中から、特に魅力的な約50カ所のY字路を、
写真や古地図をふんだんに使いながら紹介する。

【購入先】Amazon

【話し手】

栖来ひかり(すみき・ひかり)/道草者・文筆家

1976年山口県出身。2006年より台湾在住、失われていく風景や忘れられた記憶をほりおこし、重層的な魅力をもつ「いまの台湾」を伝えたいと奮闘中。著書に『台湾と山口をつなぐ旅』(西日本出版社、2018年)、『在台灣尋找y字路/台湾、Y字路さがし。』(玉山社、2017年)、『山口, 西京都的古城之美:走入日本與台灣交錯的時空之旅』(幸福文化、2018年)。

【聞き手】

野嶋 剛(のじま・つよし)/ジャーナリスト、大東文化大学特任教授

1968年生まれ。朝日新聞社記者を経て2016年4月からフリー。中国、台湾、香港、東南アジアの問題を中心に、「Foresight」「Wedge infinity」「現代ビジネス」等で活発な執筆活動を行っている。著書に『ふたつの故宮博物院』(新潮選書、2011年)、『台湾とは何か』(ちくま新書、2016年)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館、2018年)他多数。

【日程】2019/10/27(日)15:00-16:00
【場所】誠品生活日本橋 コレド室町テラス2フォーラム
【話し手x聞き手】栖来ひかりx 野嶋 剛
【お申し込み】https://hibiki-hikari.peatix.com/

【場所】
誠品生活日本橋 コレド室町テラス2階フォーラム
東京都中央区日本橋室町3丁目2-1

【参加料金】無料

【定員】30名(予約制。椅子席確約。)
※ご予約がなくても、50名までは当日の立ち見入場が可能です。

【ご予約済の方:受付時間】14:30-14:45 pm
【当日ご来場の方:受付時間】14:45-15:00 pm
※ 椅子席にキャンセルが出た場合、受付で整理券を発行した後先着順にご案内いたします。

【主催】
Hibiki Culture Lab × 図書出版ヘウレーカ

 

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